fc2ブログ

共依存と孤独

共依存関係にある家族の中で、過保護・過干渉を受けて育った子供は孤独感を抱えています。暴力やネグレクトだけが孤独感の原因ではありません。両親が愛情を注いだつもりでも、条件付きの愛情では子供は寂しさを感じてしまいます。支配や操作に応じなければ生きていけない環境では、毎日を安心して過ごせません。どんな状況であれ、自分を大切にしてもらえなかった子供は、育った家庭に対してよりどころを持てなくなるのです。

つまり、何かがあった場合に帰れる母港がなく、地に足がついていない状態です。流されるままに生きてしまったり、将来の展望を描けなくなってしまったりします。自分を大切にできないので、自分の人生に期待することもありません。誰かに親切にされても、かえって不安になってしまうほどです。自分は誰にも相手にされないと思い込んで、人と深く繋がろうとはしません。

お互いを信頼して本心で語り合う家族ならば、子供は孤独感とは無縁でしょう。たとえ一人で暮らしていても、友達が少なかったとしても、自分の感情を自分で昇華して対処できます。多少の寂しさを感じたとしても、それは一時的な出来事であり、その寂しさに支配されて人生を見失うようなことはないはずです。

あなたが孤独感を感じているならば、育った家庭は不健全な環境だったと言わざるを得ません。その寂しさの根本的な原因を見つめましょう。そして、健全な養育を受けた多くの支援者と繋がって、孤独感を癒しましょう。誰かと信頼関係を作れるようになれば、自分を大切にできるようになり、孤独感からも解放されて、将来を描けるようになるでしょう。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編
ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編
スポンサーサイト



2014-08-07 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

推薦図書

ブログ内検索

アルバム

にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 家族ブログ 家庭崩壊・機能不全家族へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 解離性障害(解離性同一性障害など)へ

人気ブログランキング