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性的虐待の後遺症

幼少期に性的虐待を受けると、摂食障害、自傷行為、自殺・自殺未遂、徘徊、暴力、万引き、薬物使用、売春(援助交際)、不特定多数とのセックス(性的逸脱行為)、特定の人や場所を回避するといった行動に繋がります。また、頭痛、腹痛、腰痛、生理不順、解離といった心身の症状も現れます。さらに、人を信頼できなくなり、自責感、自己嫌悪感、恥辱感、無力感、不安感、抑鬱感、孤立感を持つようになります。被害を受けずに育った者には理解しきれない否定的な感情を誰もが抱えているのです。

加害者は「誰にも言うなよ。言ったら酷い目に遭わせるぞ」と脅して、子供に沈黙を強制します。被害を訴えても「忘れなさい」とか「あなたが悪い」と母親に責められて、子供は口をつぐんでしまいます。社会は「そんなことがあるわけがない」と、告白する土壌を培おうとしません。「言ったら怒られる」と恐れ、「家族を壊してはいけない」と諦めた子供は、誰にも言えない秘密として封印してしまいます。

子供は何をされているのか理解できません。肉親からの性的虐待では、遊びの延長という偽装を行なったり、入浴中を狙ったり、深夜布団に潜り込んだりします。他人であっても恐怖で拒絶できないのに、相手が肉親ならば尚更されるままになってしまうでしょう。その結果、嫌がらなかった自分も悪いと共犯意識を持つようになり、根深い罪悪感に苛まれることになるのです。

実父や兄が、娘や妹を強姦する事例は稀ではないと社会が認めなければなりません。酷い場合には10年以上も被害が継続するという事実を、誰もが知るべきです。現状では、子供達は沈黙したままです。誰にも助けを求めようとしないし、親から押し付けられた素晴らしい家族を演じ続けるでしょう。被害者が本心を明かせる社会を築かなければなりません。

 
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2014-08-02 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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