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近親姦被害と犯罪

様々な犯罪の背景には、近親姦被害があったり疑われたりする事例があります。

1968年に娘が父親を殺害した事件が起きました。彼女は中学生の頃から13年間も実父に強姦され続け、5人の子供を産まされていました。どうにもならない状況で実父を絞殺したのですが、母親に置き去りにされた上に、父親の相手をさせられたというあまりにも惨い人生が明らかになっています。

1980年には、就寝中の両親を金属バットで撲殺した事件がありました。犯人は受験浪人2年目の次男で、息子が両親を殺した凄惨な状況が社会の注目を集めました。父親は東大卒のエリート会社員で、母親は名門一家の娘です。兄も一流大学を卒業して一流企業に勤めており、次男は落ちこぼれとして父親から叱責されていました。外から見れば立派な家族だったはずで、そんな事件が起こるとは周囲の誰もが思いもしなかったに違いありません。ある著名なジャーナリストは、次男と母親に近親姦があったのではないかと記事にしています。

2000年に発覚した准看護師が長女を薬殺しようとした殺人未遂事件では、この女性が実父から近親姦を受けていた事実が裁判で明かされています。不可解な家族の死がいくつもあり、解離性障害の疑いがあったようです。

2002年には、アイリーン・ウォーノスという犯罪者が米国で死刑に処せられました。「モンスター」という映画の題材になった女性です。彼女は幼少期から近親姦を含むあらゆる虐待を受け、その人生の果てに7人を殺害しました。彼女は売春行為を行なっていましたが、殺人は強姦に対する正当防衛だと主張していました。

父親から性虐待を受けていた作家、佐藤亜有子は「花々の墓標」の中で以下の記述を行なっています。「性虐待——中でもとくに親権者から受けた性犯罪の被害者が抱く怒りや暴力衝動は、人の想像を絶するくらいとにかく激しいものなのだ。わたしも彼女と同様に、作家でなければ通り魔か狂人か、殺人犯になっていただろう。」佐藤亜有子はこの本を発表して5年後に自死と疑われる状況で死亡しています。

   
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2014-08-01 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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