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引きこもりと毒親

最近はテレビであまり見かけなくなった気がしますが、家に引きこもっている子供を共同生活する施設に連れて行き、生活習慣を身につけさせるといった矯正手法があります。過去には、戸塚ヨットスクールや長田寮のように事件となった事例もありますが、それなりに効果があった子供も多く存在するはずです。だから、その実績に親が飛びついて、子供を託しているのでしょう。

しかし、実際には親は「託している」のではありません。子供に責任転嫁した挙げ句に、他人に丸投げして事態を解決してもらおうとしているだけです。そうやって、子供に向き合ってこなかったから、引きこもりという状況に発展しているのに、こうした親は少しも原因を考えようとしません。まさしく本末転倒です。

私は、大半の引きこもりの対応は、最初からボタンを掛け違えていると考えています。介入すべき対象は両親であって子供ではありません。非行であろうと家庭内暴力であろうと、子供に現れているほとんどの問題は機能不全家族に起因します。つまり、毒親こそが引きこもりの原因であり、その原因に対処しない限り問題は解決できません。どんな親でも子供に十分な愛情を注ぎ、均質な養育を行なっているなどと考えるから、「子供の問題」にされてしまうのです。大きな間違いです。

ただし、原因である親から離れれば、それだけでも子供は改善できるし、そのまま家に戻らずに自分の人生を自分で生きるという選択肢も生まれるでしょう。けれども、こうした手法に最も欠けているのが無償の愛情です。愛情飢餓を誰かに補ってもらえないと、いつまでも共依存体質から抜けられません。親から離れると同時に、愛情のある支援者を探しましょう。
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2014-07-29 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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