fc2ブログ

ストーカーと愛着障害

悲惨なストーカー事件が続いています。桶川ストーカー殺人事件によって、事態の深刻さ執拗さが明らかになり、警察も介入するようになりましたが、事件が減少する兆しはありません。被害者にも落ち度があるかのように世間は判断しがちですが、ある程度交際しなければ、相手がストーカーを行なうような人物なのかどうかはわかりません。それに、ストーカー本人にも、自分の行動を予測していなかった人が多いのではないでしょうか。

彼ら彼女らは、皆一様に「悪いのは自分ではない」と主張します。それは、無償の愛情を注がなければならない母親代わりを探しているからです。乳幼児期に与えられなかった愛情への渇望が、どこまで追いかけてでも帰って来てもらおうという無意識となって作用しているのです。殺人に至る要因は、自分を心理的に棄てた母親への殺意です。母親の姿が見えずに不安になって、猛烈に泣きじゃくる乳児を思い浮かべれば想像しやすいでしょう。

つまり、ストーカーの多くは愛着障害を抱えているのであり、その根本的な要因に対処しない限り、問題は解決できないだろうと私は考えています。母親と感情をキャッチボールしていたならば、自分の感情を押し付けるような行為はしないはずです。母親が負の感情を受け入れていれば、自分で感情を昇華する方法を身に付けたはずです。ストーカー事件を減らそうとするならば、早い段階で加害者の生育歴を丁寧に辿り、本当の原因を本人に理解させるべきです。

 
スポンサーサイト



2014-07-24 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

推薦図書

ブログ内検索

アルバム

にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 家族ブログ 家庭崩壊・機能不全家族へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 解離性障害(解離性同一性障害など)へ

人気ブログランキング