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親から擦り込まれた不適切な流儀を捨て去る

あなたの両親は、あなたと感情のキャッチボールをしていましたか。乳児期から様々な感情のやり取りを繰り返して、人はコミュニケーション能力を身に付けていきます。お腹が空けば泣き、食べさせてもらえると笑い、おむつが濡れていれば泣き、あやしてくれれば安心する。そうやって、乳児は母親の存在を認識し、母親との信頼関係を構築していくのです。

赤ちゃんは、すべてを養育者に委ねるしか生きる方法がありません。だから、養育者はすべてを引き受けなければなりません。つまり、生活面だけではなく、感情面においても喜怒哀楽を肯定して受容しなければならないのです。言語を持たない赤ちゃんは、感情で表現する方法しかコミュニケーションの手段はありません。養育者がその感情に対して常に向き合い、態度によって何らかの働きかけを行なった結果、両者には信頼関係が築かれます。

ところが、コミュニケーション能力に欠ける親は、相手が誰であろうとも自分に都合良く操ろうとします。なぜなら、それが流儀だからです。彼ら彼女らが親から擦り込まれた方法は、コミュニケーションではなくコントロールだったのです。泣き喚く赤ちゃんの意志を汲み取ろうとせず、ご機嫌をとって泣き止まそうとし、泣き止まなければ腹を立てます。「こうして欲しいの?」と心を砕かずに、「こうすればいいんでしょ!」と一方通行で迫ります。要するに自己中心的で、感情を押し付けるわけです。

あなたは、理屈の上では「当たり前じゃない」と考えたかもしれません。しかし、本当に当たり前だと感じましたか。社会はコミュニケーションで成り立っていますが、あなたはコントロールしようとしていませんか。それが、生きにくいと感じる理由ではないでしょうか。赤ちゃんのように感情に任せるわけにはいきませんが、上辺で相手を操ろうとするのではなく、本心で相手とやり取りしましょう。親から擦り込まれた流儀を捨て去り、新たにコミュニケーションを学びましょう。

   



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2014-05-06 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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