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なぜ、身体的な虐待を行なう親がいるのか

それは、自分の親に対する不満を抱えているからです。その鬱憤を晴らす相手が必要だからです。自分が身体的な虐待を受けていたから、その怒りが潜在意識に取り込まれているのです。彼ら彼女らは親から無償の愛情を得ていないので、どのように愛着が形成されるのか体感していません。自分では子供を正しく導いているつもりでも、実際には他の怒りを転嫁しているのであり、絶対に自分が負けない弱者を選んで暴力を振るうのです。

日々の生活で子供に暴力を振るうだけではありません。安心感の意味がわからない、感情のキャッチボールができない、愛情の伝え方がわからないといった具合に、自己表現の方法を知らないのです。しかも、自分が愛情飢餓の状態にあるので、自分の怒りを誰かに受け止めてもらおうとして、妻や夫に暴力を振るうといった事態にも発展します。

両親がいて、そのどちらかが制止すれば、度を超した暴力には至らないはずです。しかし、両親ともに不健全な養育を受けていると、お互いにマイナス要素を補うことができず、負の相乗効果となって現れます。少しも子供をかばおうとしなかったり、二人で子供を攻撃したりして、どんどんエスカレートしてしまうでしょう。

もしも、あなたが身体的な暴力を受けていたならば、親を許す必要はありませんが、親が暴力を振るった原因を考えてください。そうすれば、あなたは怒りや哀しみを昇華できて、機能不全家族の連鎖を絶てるはずです。そして、過去に囚われることなく幸福な家庭を築けるはずです。

 
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2014-07-08 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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