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なぜ、育児放棄(ネグレクト)する親がいるのか

それは、子育てを知らないからです。自分が育てられたように子供を育てるからです。乳幼児期に受けた養育を自分の潜在意識として取り込み、その流儀を自分の子供に伝えているのです。彼ら彼女らは親から無償の愛情を得ていないので、どのように愛着が形成されるのか体感していません。自分では一生懸命に子育てしているつもりでも、癇癪を起こして突き放してしまったり、勝手に大丈夫だと判断して放置してしまうのです。

日々の生活で子供の世話をできないだけではありません。子供との適切な距離がわからない、感情のキャッチボールができない、叱った後のフォローがないといった具合に、子供を包み込む環境そのものを提供できないのです。しかも、自分が愛情飢餓の状態にあるので、自分の愛情を誰かに満たしてもらおうとして、どこかに行ってしまうという事態も有り得ます。

両親がいて、そのどちらかが健全に育っていれば、育児放棄には至らないはずです。しかし、両親ともに不健全な養育を受けていると、お互いにマイナス要素を補うことができず、負の相乗効果となって現れます。自分の親には頼れず、身近に相談できる者もいなくて、追い詰められてしまうでしょう。

もしも、あなたが育児放棄を受けていたならば、親を許す必要はありませんが、親が育児放棄した原因を考えてください。そうすれば、健全な養育と不健全な養育の違いを理解して、機能不全家族の連鎖を絶てるはずです。そして、自分自身が育ち直るのと同時にお子さんを育ててください。

 
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2014-07-07 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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