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信頼と自己責任

乳幼児期に親や社会と信頼関係を築けた子供は、さらに少年期から青年期においても信頼関係を広げられます。様々な人と関わりながら自分の世界を広げて、自分の価値観を作り始めます。自分で考えて、自分で決め、自分で責任を取るという人として当たり前の行動様式を身に付けて、幸福感を自分で感じるようになるのです。

しかし、不適切な養育を受けた子供は信頼関係を知らずに育ち、少年期から青年期において問題行動を起こし始めます。人として当たり前の愛情を得られなかった彼ら彼女らは、自分の世界を広げながら問題も拡大してしまいます。親の価値観や自己満足に支配され続けた結果として、自分の人生を失ってしまい、途方に暮れて自暴自棄になるのです。

親に反発できる場合は自分で意思表示しているので、心の傷は浅い方でしょう。いわゆる不良少年や不良少女のように暴れて怒りを発散したり、仲間内で気を紛らわせたりすれば、自分で回復できるかもしれません。それよりも、親の前で「いい子」を装っている場合は反発もできず、問題を抱えていると誰にも気付いてもらえません。そのため、人生が負のスパイラルに陥ってしまいます。

信頼を知らないから、助けを求めることができません。自分の問題に向き合おうとせず、流されるままに生きてしまいます。それは、信頼を知らずに育ったあなたの責任ではありません。けれども、心に傷を負っているあなたは、心のどこかで誰かに助けて欲しいと願っているはずです。その本心に気付こうとせずに放置してしまったら、あなたはあなたの人生を自分の意志で葬ることになるのです。少しでも誰かと繋がりましょう。そうすれば、別の世界が広がります。すぐに親代わりは見つからなくても、ちょっとした支援は得られると思います。その積み重ねが大切です。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編
ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編
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2014-07-04 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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