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犬や猫の殺処分

日本では16万頭(2012年)の犬や猫が殺処分されています。なぜ、これほど多くの命が殺されなければならないのでしょうか。ペットショップやブリーダーなどが売れなくなった「商品」を持ち込んでいるという調査がありますが、それは消費材のように幼い命を買っている客が大勢いるという裏返しです。また、ペットは自分を楽しませる所有物にすぎず、飽きたり面倒になったりしたら捨ててしまえばいいと考えている者も少なくないのでしょう。自分のペットが生んだ子犬や子猫を施設に持ち込んだり、高齢者が亡くなって飼い主が見つからないといった事情もありそうです。

けれども、こうした事情は命を奪う理由にはなりません。ペットを飼うということは、天寿を全うさせて死を看取ることが大前提のはずです。子供が子犬や子猫などを飼いたいと言ったら、その責任をしっかり認識させてから、飼うかどうか判断するのが親の役割です。ペットをパートナーとして尊重していれば、家族のように共に過ごせるものです。子犬や子猫のような可愛さがなくなっても、成長したペットとの信頼関係を喜べます。年老いて手がかかるようになった老犬や老猫でも受け入れられます。何らかの事情があれば、新しい飼い主を必死に探します。

殺処分を招くような飼い主や家族は、自分達の寂しさを紛らわせるために犬や猫を飼っています。支配欲や虚栄心を満たすために犬や猫を買っています。だから、自分に都合が良ければ可愛がり、都合が悪くなれば捨て去ります。理不尽に命を奪われるペットに共感する能力がなく、自分で負うべき責任を施設に転嫁して済ませます。それは、その飼い主や家族もそうやって育てられたからでしょう。まさしく、機能不全家族の連鎖であり、集合体としての機能不全社会です。

 
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2014-06-22 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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