ジャニー喜多川氏による性虐待は近親姦と同等の構図

2019年に死去したジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏（享年87）によるジャニーズJr.の少年への性的虐待事件が波紋を呼んでいます。英公共放送「BBC Two」のドキュメンタリー番組の放送に続いて、カウアン・オカモト氏が自身の体験を詳らかに語り、ついにはジャニーズ事務所が取引先企業に釈明の文書を送る事態になっています。

文春オンラインは、これまでの経緯と被害者のインタビューをまとめて公開していますが、その具体的な内容には驚かされます。ジャニー喜多川氏が本当にこうした行為を行っていたならば、それは近親姦（近親者による強姦）に匹敵する犯罪です。親代わりと言っても過言ではない立場を利用して、数十年にも渡って数多くの少年を餌食にしていたのです。

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そして、これほどの大事件にもかかわらず見て見ぬ振り、知らない振りをし続けているマスコミは、近親姦被害者の母親にそっくりです。これでジャーナリズムを名乗っているとは、恥知らずと言うほかありません。企業の不祥事や不法行為を自分が正義であるかの如く叩いているくせに、結局は金儲けしか考えていないのですから。機能不全社会の大きな要因はマスコミであると再確認できました。

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