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「闇サイト殺人事件」被害者遺族の方への回答

「闇サイト殺人事件」を覚えている方は多いと思いますが、三人の犯人にどのような判決が下されたか、正確にご存知の方は少ないでしょう。私もその一人でした。先月末に公開された文春オンラインの記事では、事件の概要とともに二人に死刑判決が下された経緯について考察されています。

闇サイト殺人事件 残虐な犯行に対する「死刑判決」はなぜ覆ったのか(文春オンライン)

改めて、私は事件の痛ましさ、被害者遺族の憤りについて理解しました。そして、被害者遺族の磯谷富美子さんが問いかけた言葉に答えます。「最後に、死刑反対の人にお聞きしたいことがあります。あなたの娘や息子、愛する家族の命を奪った加害者に対しても、あなたは堂々と死刑反対と言えるのでしょうか?」という問いかけです。

現在の私は、堂々と死刑反対だと言えます。当ブログで記事にした「精神障害者を殺しても執行猶予にする裁判所が下した、植松聖に対する死刑判決」でも述べましたが、死刑制度は矛盾しています。「人が人を殺してはいけない」のです。それは、あらゆる場面で一貫されなければ、その思想を正当化できません。

ただし、生涯刑務所から出られない終身刑によって、「更生が極めて困難な犯罪者」から社会を守る必要はあります。仮に、私が殺されそうになった場合には、自分の身を守るために相手を殺すことはあるかもしれません。「大量殺人によって死刑になる」という拡大自殺を防ぐ意味もあります。

多くの凶悪犯罪者は、機能不全家族の被害者です。無辜であったはずの乳幼児期から不適切な養育が行われた結果として、人の痛みや悲しみに共感することができないのでしょう。その責任を全て負わせて命を奪うという死刑制度に、私は同意できません。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編
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2020-08-05 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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