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鵜飼祐充裁判長が下した判決の波紋

名古屋地方裁判所岡崎支部の鵜飼祐充(うかいひろみつ)裁判長が下した判決について、数多くの批判が噴出しています。多くの方がご存じだと思いますが、この裁判長は、父親の娘に対する性交や支配があったと認めながら、娘が激しく抵抗しなかったので、父親を強姦罪に問わずに無罪だと判決しました。

「娘を性のはけ口にした父がまさかの無罪! 判決文に見る『鬼畜の所業』」(デイリー新潮)

私は、現在の法律において十分に有罪となるだけの根拠を検察が立証していたと考えています。この事件が最初に報じられた段階で気に留めていたのですが、ネットを中心とする世論が盛り上がったためにNHKも看板番組のニュース7で取り上げる事態となりました。共同通信社が2019年4月4日に報じて16日後のニュースです。

IMG_0252.jpg (NHK ニュース7より引用)

また、ジャーナリストの江川紹子氏はこの事件を取り上げて、司法制度の観点から解説を試みています。

「裁判所はなぜ、娘に性的虐待を続けていた父親を無罪としたのか」(江川紹子/YAHOOニュース)

そして、昨日のニュース7では、父親からの性暴力の被害者で、性暴力の被害者支援などを行う団体「Spring」代表の山本潤さんが、刑法の見直しや裁判官の研修を行うよう法務省と最高裁判所に要望したと報じています。同様の判決が相次ぐ中で黙っていられなかったのでしょう。

IMG_0290.jpg (NHK ニュース7より引用)

「“性暴力”無罪判決受け 被害者団体が刑法見直しなど要望」(NHK NEWS WEB)

今日も新たな性的虐待のニュースです。千葉県野田市で栗原心愛さん(当時10歳)が自宅で死亡した事件で、心愛さんが県柏児童相談所に一時保護されていた際、「父親から下着を下ろされた」などと訴え、医師が「性的虐待の疑いがある」と診断していたことがわかりました。

IMG_0293.jpg

「死亡の小4女児 父親の性的虐待訴える 児相は把握するも保護解除」(FNN PRIME)

もう、近親姦の被害者が泣き寝入りする時代は終わりました。実の父親が娘を強姦する事実について、報道機関は無視できなくなりました。「日本では性的虐待が少ない」などという精神科医や社会の間違った認識が通用しない段階に入ったのです。

 
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2019-05-14 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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