FC2ブログ

「身体はトラウマを記録する」読後感想その1

時間がかかりましたが、べッセル・ヴァン・デア・コーク著「身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法」を読了しました。これまでに述べているように、心的外傷(トラウマ)を理解するための必読書だと位置付けられるでしょう。

様々な情報に接していると、精神的な不調は、その不調を抱えている本人に責任があるかのごとく患者に接している精神科医が多いと感じます。また、アメリカ精神医学会が策定した「精神障害の診断と統計マニュアル(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, DSM)」を鵜呑みにして、製薬会社の言いなりになっている精神科医が大半ではないかとも思っていました。

本書について俯瞰した感想としては、精神医療に関する出版物として、そもそもの視点が異なると私は考えています。これまでの精神医療の特徴は症状ばかりに目を向けており、真の原因について探求する姿勢が欠けていたのではないでしょうか。「木を見て森を見ず」という状況が長らく続いていたというのが私の印象です。しかし、本書は、人として心的外傷にどう取り組むべきかという根本的な問いから出発しているように思います。

 
スポンサーサイト
2018-05-03 : 精神医療・精神薬・カウンセリング : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

カレンダー

10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

推薦図書

アルバム

にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 家族ブログ 家庭崩壊・機能不全家族へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 解離性障害(解離性同一性障害など)へ

人気ブログランキング