病気ではない。外傷(怪我)である。

「心の病」という人がいます。精神医療においてもそう考えている専門職が大勢を占めているでしょう。しかし、病、病気はウィルスや菌類が作用したもの。あるいは、遺伝子や細胞の突然変異が原因だと私は解釈しています。そして、傷や怪我は骨折や内臓損傷のように、外部から何らかのダメージを受けた状態だと理解しています。だから、「心的外傷(トラウマ)」とは文字通り外部から受けた傷であり「病気」ではありません。

さて、「統合失調症」という「病気」の原因ウイルスを私は知りません。「双極性障害」という「病気」の原因遺伝子を私は知りません。まして、「うつ病」なんて抑鬱状態という症状をそのまま「病気」にしている、およそ非科学的・非論理的な「産物」です。「頭痛病」や「腹痛病」ってありますか。原因もわからず、病名が主観に左右されている現在の「心の病」という考え方がいかに不適切か考えるべきではないでしょうか。

一方で、「心的外傷(トラウマ)」に関する理論や検証はこの20〜30年で著しく進化しています。外傷となる具体的な出来事を把握し、脳の血流画像も蓄積されて、科学的・論理的に体系化されてきました。「心の病」と診断されてきた数多くの事例には、「心的外傷(トラウマ)」が多く含まれているのではないかという反省も起きています。あなたは「心の病」ではなく、他者に怪我を負わされたのではありませんか。

 
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2017-11-18 : 精神医療・精神薬・カウンセリング : コメント : 2 :
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Re: タイトルなし
まりりんさん、コメントありがとうございます。

一つ付け加えると、自分で起こした事故を除けば、外傷には必ず加害者がいるんですよね。故意であろうと過失であろうと。そうした視点を持てない医師やカウンセラーには心的外傷の対処は難しいだろうと思います。
2017-11-22 10:11 : 清水賢一 URL : 編集
同感です。
2017-11-20 21:25 : まりりん URL : 編集
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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