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障害者施設「津久井やまゆり園」事件に関する中間報告

相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、入居者らが元施設職員の植松聖容疑者に次々刺され、19人が死亡した事件で、厚生労働省の検討チームが中間報告をまとめました。病院と市の対応について「不十分な点が認められた」とし、退院後の男の生活環境について議論が足りず、市も支援を検討しなかったことなどを問題視しています。

相模原殺傷検証 犯罪防止の視点足りない(産経ニュース)

障害者施設殺傷事件で逮捕の元職員 精神鑑定へ(NHK NEWS WEB)

この事件を措置入院の是非で論じている報道機関がほとんどですが、はたして措置入院の問題でしょうか。犯人は事件前に施設襲撃を予告する手紙を衆院議長公邸に届けており、神奈川県警は内容を把握しています。私は、ただ単に神奈川県警の落ち度だったと考えていますが、なぜ逮捕しなかったのでしょう。ネット上に殺害予告が書き込まれただけで、警察は犯人を特定して逮捕します。そうした事例よりも遥かに具体的で危険性が高く、身柄を確保する必要性があったはずです。

事件の大きさから判断して、今回の精神鑑定は必要だとは思います。しかし、厚労省には措置入院を広げようという目論見があり、そのためにこの事件が利用されていると感じます。被虐待児であるにもかかわらず、成人した多くの被害者は家族の厄介者扱いされて、挙げ句の果てには強制的に自由を奪われるのです。「世の中の役に立たない」障害者を殺害したこの事件の犯人が、家から逃げ出した両親にどのように扱われていたのか検証する方が、今後の社会にとって遥かに重要です。

 
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2016-09-26 : 精神医療・精神薬・カウンセリング : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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