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被害者の「境界性人格障害」を主張した赤トンボ研究の福井大大学院准教授

赤トンボ研究の教え子だった東邦大の大学院生、菅原みわさんを殺害したとして殺人罪に問われた福井大大学院元特命准教授、前園泰徳被告は、福井地裁の初公判で殺害を認め「『殺してください』と頼まれ、首を絞めた」と述べました。弁護側は嘱託殺人罪に当たると訴え、彼女が境界性人格障害(BPD)だと主張したそうですが、ただの殺人を正当化しようという魂胆に腹が立ちます。

元准教授、嘱託殺人を主張 教え子の大学院生死亡(日本経済新聞)

この犯罪者が独身で、殺された彼女と何年間も一緒に暮らしながら、山ほどのDVを受け続け、精神的に追い詰められ、あらゆる努力をしたにもかかわらず彼女を救えなかったという話ならば理解する余地はあります。しかし、この犯罪者には妻子がおり、有利な立場を利用して若い女性と関係を持っただけです。面倒な女が邪魔になったから殺しただけとしか思えません。

「何度も自殺しようとする菅原さんに思いとどまるよう説得したが聞いてもらえず、殺害を依頼されたため、やむを得ず殺害した」という説明が真実ならば、被告には被害者が「境界性人格障害」だという認識はなかったはずです。そういった認識があるならば、希死念虜や感情の激変、スプリッティングについての特性を知っているはずで、なおさら嘱託殺人に同意しないはずです。

「境界性人格障害(正しくは境界性パーソナリティ障害)」は弁護士の後付けだから、嘱託殺人という論理が出てきたのでしょう。被害者にはボーダーの傾向があったのかもしれませんが、被告は感情的に邪魔者を殺害しただけです。取り乱して「殺せ!」とか「死にたい!」と喚いていたら、それで「嘱託」になるのでしょうか。人格障害と嘱託殺人は矛盾する主張です。裁判員や裁判官が騙されないように心から願うばかりです。

 
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2016-09-12 : 境界性パーソナリティ障害/境界性人格障害(BPD) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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