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「子どもシェルター」と「ファミリーホーム」の役割

子供を保護する施設としては、児童相談所の一時保護所がありますが、17歳までの年齢制限によって10代後半の子供達が保護されないという状況が生じています。また、その年齢になると、親から離れたいという意志も明確になり、場合によっては家出や非行といった行動に繋がります。そして、これらの問題に対処する必要性を感じた弁護士などが中心となって、「子どもシェルター」という施設を開設しました。

子どもシェルターは、親を含めて周囲から知られることのない安全な場所です。親権を楯に連れ戻そうとする毒親に対抗するために、弁護士が子供の権利を守ります。虐待された子供達は専門のスタッフに見守られながら、家庭的な環境で自立に向けた準備を進めます。一応は日々の生活スケジュールが組まれていますが、何よりも心身の回復を重視しており、朝起きなくても構いません。

けれども、家庭で暮らせない子供の緊急避難施設という位置付けなので、生活できる期間は2カ月程度しかありません。重度の心的外傷などを受けている場合には、十分に回復できないままに退所が求められたり、回復を優先するために長期間の利用となって、施設の収支に支障が生じたりしていました。そこで、長期間の安定した生活によって傷付いた少女を癒す施設としてファミリーホーム「カリヨンあしたの家」が誕生しました。保護した少女を十分に支えきれない現状が、年単位で生活できる居場所に繋がったわけです。おそらく、こうした施設も「子どもシェルター」と同様に全国に広がるでしょう。

 
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2016-06-15 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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