ファミリーホーム「カリヨンあしたの家」

社会福祉法人カリヨン子どもセンターが「カリヨンあしたの家」というファミリーホームを運営しています。虐待などにより深い心の傷を負った10代後半の女子が、年単位で利用できる療養施設です。個室があり、食事が出て、働く必要もなく、18歳までは費用がかからないそうです。こうした施設は全国的に珍しいらしいのですが、本来は国や地方自治体が全国に作るべき施設です。

法人型ファミリーホーム「カリヨンあしたの家」開設!(社会福祉法人カリヨン子どもセンター)

傷ついた心休める場 虐待受けた少女の療養施設、東京に(朝日新聞DIGITAL)

児童養護施設などは親が子どもを育てられない場合に利用する施設なので、親に養育の意志があり、一応は衣食住が提供されている子供の場合は対象外となります。また、家族が経済的に困窮しているならば、生活保護の対象となって子供は守られます。そして、親からの酷い暴力が発覚した場合に限って子供は保護されます。ということは、表面的には親に問題があるように見えない場合は、子供は自分の意志で親から離れられないのです。それでも離れようとするならば、家出以外には方法がありません。

おそらく、この施設は親族から性虐待を受けている子供を想定しているのでしょう。父親や兄が娘や妹を強姦しても、母親が娘を連れて家を出るケースは少なく、家庭を守ろうとして波風を立てないようにします。ほぼ全ての近親姦被害者は、その家庭で生きていくしかありません。しかし、「カリヨンあしたの家」のような施設があれば、被害者はそこに逃げられるのです。家出している少年少女は全国に何人いるのでしょうか。それだけニーズがあるということに行政が気付かなければなりません。

 
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2016-06-13 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

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