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精神医療の基礎知識-4

医療とは、病気を治す仕組みであり、何らかの問題を解決する手段です。そして、その補助を薬剤が行っています。例えば肺結核は、結核菌が肺の内部で増えて、様々な炎症を起こし、肺が破壊されて呼吸が低下する病気です。だから、結核菌を標的とする薬剤が開発され、結核菌を確認して治療します。こうして昔は不治の病とされた肺結核が、現在では恐れる必要のない病気になりました。つまり、医療の勝利です。

では、精神医療はどうでしょうか。精神疾患が劇的に減ったという統計を私は知りません。それよりも、うつ病に代表されるように患者数が激増していると統計は示しています。ホモ・サピエンスの誕生は20万年前とされていますが、たかだか数十年という一瞬で生命体が変化するはずはなく、社会的な原因によって精神疾患が激増していることは明らかです。社会の闇に葬られて、座敷牢に監禁されていた事象が、陽の下に曝されるようになったという正の側面はあるでしょう。しかし、現状を見る限り、精神医療に関わる人々が患者を増やしたという負の作用が大半だと考えるしかありません。

そんな精神医療は「医療」でしょうか。表面的な症状を分類するだけで、原因に基づいて理論化しているわけではありません。脳内の大雑把な血流を可視化したり、神経伝達物質を特定しただけで、科学だと言い張っています。3分診療に代表されるように、患者と深く向き合うわけでもありません。症状が回復したとしても、それが本当に精神医療の貢献かどうかは怪しいのです。一般的な医療とは異なる世界だと十分に認識してください。

 
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2016-05-23 : 精神医療・精神薬・カウンセリング : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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