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精神医療の基礎知識-5

世界中の製薬会社は遺憾なく能力を発揮したが故に、自分たちの首を絞めかねない結果を導いてしまいました。数多くの感染症などの原因ウィルスやメカニズムを解明し、薬剤によって劇的な効果を上げたために、かつては死の病として恐れられた病気が減少してしまったからです。病気がなくなれば薬も不要になり、医療という市場が縮小してしまいます。企業としては成長しなければならず、そのために新しい市場を開拓する必要が出てきました。特に、アメリカなどで経営者に成果主義が持ち込まれたために、科学とは無関係な経済エリートが企業価値を高めようと邁進したのです。

そこで、まだ克服していない悪性腫瘍を市場にするために抗がん剤を開発しました。あるいは、高血圧が成人病という具体性のない概念の元凶だとして降圧剤を開発しました。そして、極めて曖昧な精神疾患に効く薬として向精神薬を開発したのです。しかも、向精神薬は、認知症に効果があるかのごとく宣伝し、子供の問題行動のすべてを「自閉症スペクトラム(ASD:Autism Spectrum Disorder)」として包括し、身体機能が十分ではない老人や子供にまで市場を拡大し続けています。

さて、抗がん剤の副作用は以前より問題視されていますが、新たに子宮頸がんワクチンの副作用が社会的な問題になっています。また、ノバルティスの降圧剤「ディオバン」では臨床試験のデータが改ざんされ、刑事事件にまで発展しています。多剤大量処方の向精神薬の害は言うまでもありませんが、そもそも抗がん剤や降圧剤のような数値管理さえできない物質が野放し状態で投与されています。つまり、製品として未熟な段階にある薬を無理やり市場に投入しているにもかかわらず、ほとんどの医師は疑問を持たずに後押ししているのです。空恐ろしいとしか言いようがありません。

 
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2016-05-27 : 精神医療・精神薬・カウンセリング : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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