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支配欲を満たす監禁事件

埼玉県朝霞市で行方不明になった女子中学生が、東京都中野区で約2年ぶりに保護されました。良かったですね。自殺未遂した犯人の「いい子」ぶりが報道されていますが、事件の真相はまだ十分に明らかになっていません。被害者の少女には、今後C-PTSD(複雑性心的外傷後ストレス障害)の症状が現れるかもしれませんが、関係者が適切なケアをするよう望みます。

さて、監禁事件は決して珍しい出来事ではありません。9歳の少女を自宅で9年間も監禁していた「新潟少女監禁事件」を思い浮かべた方は多いでしょうが、それ以外にも「監禁王子」と呼ばれた男が北海道と東京で若い女性を繰り返し監禁していたり、最近では自称イラストレーターの男が岡山県倉敷市で小学5年生の女児を誘拐して監禁していたりします。

今回の事件はわかりませんが、これらの事件に共通しているのは父親の無関心と母親の過保護です。そして、比較的裕福な家に生まれ育ち、働かなくても生活が成り立ち、監禁に適した部屋をあてがわれていることです。つまり、精神的には親から捨てられており、社会に認めてもらえる居場所もなく、支配対象を必要として犯行に及んだわけです。こうした心理について、新潟青陵大学臨床心理学研究科の碓井真史教授は、以下のページでわかりやすく説明しています。

東京都少女監禁事件の犯罪心理学(心理学総合案内こころの散歩道)

溺愛と過保護の心理/金を与えるだけの父・溺愛する母(心理学総合案内こころの散歩道)

 
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2016-03-30 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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