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自分が解離しているかもしれないと思っている方へ-2

解離は、自分を守るために脳が勝手に働く現象で、危機を回避する仕組みです。まともに受け止めたら耐えられないほどの辛い出来事を心理的な負担として感じないようにします。その心理的な負荷が大きい場合には記憶を封印してしまい、負荷が繰り返された場合には解離しやすくなります。

また、解離は抑圧した感情を昇華する仕組みでもあり、ストレスが高じた結果として怒りや哀しみなどを爆発的に放出します。私は、解離に対する知識がない段階では「錯乱状態」だと受け取っていましたが、それはパートナーの意識が朦朧として暴れるような状況に陥っていたからです。

多くの精神科医は全く理解していませんが、解離症状を抑えてはいけません。こうした精神科医は何の根拠もない向精神薬を処方して状況を悪化させます。薬漬けにされる典型的な流れです。本人にとっては自分の意識をコントロールできない状況なので、誰かに何とかして欲しいと思うのは当然です。しかし、日本の精神医療を前提とすれば、安易に頼るのは危険な行為です。自分自身で十分な知識を備えてから、薬物を使わずに傾聴で対処できる医師や臨床心理士を探しましょう。

 
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2016-03-09 : 解離性同一性障害/解離性同一症/多重人格(DID) : コメント : 7 :
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Re: タイトルなし
う〜ん。面白いという表現は不適切かもしれませんが、面白くて凄い。身体症状からDIDに辿り着くとは、かなり優秀な医師ですね。私のパートナーは子供の頃に、おそらくストレスを原因とするアトピーで苦しんでいたのですが、思春期以降に完治していたにもかかわらず、その子が表に出てくると猛烈に痒がっていました。私がお尻や腿を撫でて、もう薬を塗ったから大丈夫だよと声をかけると、途端に安心して痒みが治まってました。子供の頃の心的外傷がそのまま残り、成人後の身体症状にもなるという事実は、精神科医でもまだまだ知らないでしょうね。

ある事情があって、健康な私が心療内科を受診したことがあるのですが、その医師は最初に血液検査をしました。注射が上手なので聞いてみると、その方も元々は内科医だったそうです。科学的な臨床で修行している医師は、自分の主観に頼らないように思います。
2016-03-11 16:58 : 清水賢一 URL : 編集
ざっくりかいつまんで書きますとプラセボだということでした。一年間ほどの間にびっくりする程の体調不良が次々と現れたことと、そのひとつひとつに対処的なクスリが切れ良く効いたということだそうです。内科医の修業中だったその主治医は相容れない対極にある症状を日替わりで示すわたしという目の前の個体の診断にそれは悩んだようですね。ベースの体質が見えて来ない。何人もの患者を診察しているみたいだ、なんならカルテもそれぞれ別々に書けそうだ、と感じたと。彼は総合病院での麻酔科医のキャリアが長い医師だったのです。疾患を診るのではなくひとりの人間を相手に仕事をするという習慣を身に付けていたのでしょうね。興味深いです。
2016-03-10 23:06 : fridayusao URL : 編集
Re: タイトルなし
ご主人ではなかったんですね。私はDIDとBPDは同じ病理であると考えているのですが、fridayusaoさんのその状況で内科医の方がBPDという見解にならなかったのは、DIDをよく知っていたということでしょうか。複数の人格があるのがDIDだという程度の認識では見抜けないですよね。私がパートナーをDIDだと確信したのは、一緒に暮らすようになって2年位経過してからです。
2016-03-10 16:51 : 清水賢一 URL : 編集
わたしのDIDを最初に指摘したのは内科医(厳密には麻酔科医)でしたが彼はわたしという患者の対処しにくさ、つまり面倒臭さからそれを感じ取りました。ひとたびバランスを崩したDID患者が診察室で目の前の治療者に対して多彩なダメージを与えることを知っていて欲しいです。医師一人一人に個性があり、踏み込まれたくは無い心の領域で起こる強い転移神経症で治療者は疲れ果てることでしょう。間違いなく患者の存在が厭になるでしょう。けれどそれがDIDを見分ける方法のひとつだと言わざるを得ません。百戦錬磨の名医ほどDIDを見分けられないのはそれはその名医には一緒にボロボロになってくれる余白が無いからかもしれません。患者は厄介、患者を早く片付けたい。そんな拒絶にDIDはもっとも敏感です。ドクターショッピングといって痛くも痒くもない場所で都合のいい診察を繰り返している医学関係者はDIDと関わることなど一生ないでしょう。心ある医学関係者の方々、是非ともDIDに関心をもって欲しいです。そしてそのサインを見抜いて欲しいです。
2016-03-10 13:59 : fridayusao URL : 編集
Re: Re: タイトルなし
補足します。
「ドクターショッピング」という患者に対して批判的な言葉がありますが、それは医療側の見方であって、患者の考えを反映していないと思っています。良い商品やサービスを見つけようと方々に足を運ぶのは当然の行為なのに、自分達は専門家で偉いんだから患者は従っていればいいんだというような医療側の傲慢さを感じます。心に不調を抱えている人は、医師や臨床心理士、支援者とのキャッチボールに不安を感じたら離れても構わないし、信頼できる人が見つかるまで探しても構いません。
2016-03-10 09:52 : 清水賢一 URL : 編集
Re: タイトルなし
なるほど興味深いです。解離を身に付ける人は脳が優れていると私は感じているのですが、人の心に敏感で見抜く能力に長けていますよね。拙著に精神医療の大御所である中井久夫氏から感想を頂いたのですが、彼はDIDという診断を下したことがなかったそうです。それは、医学の領域で未知の存在で、事例も少なく、古い教育では学べなかったからでしょう。だから、DIDの経験を積んだドクターは必然的に理解が高まり、患者も集まるのではないでしょうか。精神科や心療内科といった広い括りではなく、脳外科や心臓外科のように専門領域としてDIDを診るスペシャリストが望まれます。
2016-03-09 17:24 : 清水賢一 URL : 編集
解離性障害の不思議のひとつとして治療者を見出す能力が挙げられると思います。それまでの数奇な人生でひたすら受動的にあらゆるタイプの人間に対処して来たスキルをオートマチックに用いて「この人なら」という感覚を持っているように思います。患者にDIDが多くて‥‥とボヤくドクター(精神科医とは限りませんね)が存在することも頷けます。ドクターたちを敬意を込めて啓発する役割も含めてサポートする人にはそんなこともわかっていて欲しいです。
2016-03-09 09:25 : fridayusao URL : 編集
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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