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自尊心と自己肯定感

自尊心とは文字通り「自分を尊いと感じる心」です。アダルトチルドレンの多くは、この自尊心を理解できないと言います。アダルトチルドレンに関連した出版物などでは、その理由や影響について詳しく解説されていますが、簡単に言うと「親から与えられなかったから」自尊心がわからないのです。健全に育った大人ならば自尊心について考える必要さえありませんが、生きづらさを感じている人には自尊心に対する理解が欠かせません。

自尊心は自己肯定感で培われます。自己肯定感とは、自分に対する信頼です。達成感を積み上げて得られる自信です。否定的な感情を昇華して受容する能力です。物事に能動的に取り組む意欲です。自分の将来に対する期待です。自己表現する喜びです。こうした肯定的な感情を幾度となく経験して、人は自分を尊いと感じるようになります。つまり、自尊心とは、人としての存在価値があると自分で認められる総合力だと言えるでしょう。

自己肯定感は養育者の愛情によって養われます。それは、養育者が子供のすべての感情を肯定的に受け入れるからです。泣き喚こうが暴れようが、それも人として大切な感情だと養育者が理解しているからです。喜びや楽しみだけではなく、怒りや哀しみも共に分かち合うからです。養育者が褒めたり、励ましたり、慰めたり、叱ったり、悲しんだりして子供の存在そのものを認めているからです。

残念なことですが、生きづらさを抱えているあなたの養育者は、自尊心を持っていませんでした。そのため、あなたに与えられず、否定的な感情ばかり擦り込んでしまいました。生きづらさと自尊心は裏と表の関係にあり、自尊心の欠如も機能不全家族の連鎖に起因するのです。まだ、手遅れではありません。あなたは既に気付いているのだから、これから自尊心を培えばいいのです。

 
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2014-06-01 : アダルトチルドレン(AC) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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