fc2ブログ

「ちゅーしても、いいよ」出版から2年を経て-2

私はBPDやDIDに対する知識はなく、とにかく振り回される日々でした。真由美も鬱状態にあるという自覚はあるものの、感情の激変や解離症状については認知できず、当初はちょっとした心の不調程度にしか理解していませんでした。しかし、いわゆるパンドラの箱を開けた状態になり、それまで抑圧されていた感情が放出されるようになったのでしょう。言わば、治療の始まりです。

私は真由美に起きている状況を0から理解していったのですが、そのために遠回りしたとも思っています。専門家と称する人々の出版物を参考にしたものの、多くは基礎知識を得られるだけで具体性が伴っていないと感じました。本書を出版した理由には、私の経験を開示して、同じ悩みを抱えている方々の遠回りをなくしたいという思いがあります。

BPDやDIDには心的外傷に見られる後遺症の大半が現れています。毒親との関係に起因する日常的な問題、摂食障害や依存症といった嗜癖、多様で複雑な反応など、あなたが抱える問題に役立つ要素がきっとあるはずです。心的外傷とC-PTSDとしての反応を理解できれば、すぐには状況が良くならないとしても、負から正にスパイラルを転換できるのではないかと期待しています。

 
スポンサーサイト



2015-12-09 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

推薦図書

ブログ内検索

アルバム

にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 家族ブログ 家庭崩壊・機能不全家族へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 解離性障害(解離性同一性障害など)へ

人気ブログランキング