fc2ブログ

救いは差し伸べられるのか〜MSN産経ニュースより

役割を果たせない親が子供を捨てたり虐待したりした場合に、子供は乳児院や児童養護施設などで暮らすことになります。欧米では、1970年代に施設での養護から家庭での養護に移行して、現在では60〜80%の子供は里親家庭で育っているそうです。日本の場合は、大半の子供が数十人単位の施設で養育されており、また、施設の職員は交代勤務でもあるために、愛着の形成に支障が出ていると考えられています。

厚生労働省によれば、乳児院や児童養護施設以外にも、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設、自立援助ホーム、児童家庭支援センターといった種類の異なる施設があるとのことで、頭が固い官僚が理屈で考えている状況が手に取れます。現時点では、こうして分類せざるを得ないのでしょうが、対策が後手に回っていると感じます。

社会的養護の施設等について(厚生労働省)

乳幼児期に適切な養育を受けられなければ、その子供は負のスパイラルに陥り、人生全てが空回りするようになってしまいます。負のスパイラルにいる子供を正のスパイラルに転換する作業は、そのスパイラルが長ければ長い程に時間を要し、心の傷が深ければ深い程に困難が伴います。だから、施設では対応し切れないし、里親でも虐待が発生してしまうのです。

国は施設に莫大な費用を投じるよりも、乳児期から愛着を形成できるように特別養子縁組を推進すべきではないでしょうか。不妊治療に長い時間を割き、大金を投じ、苦痛を堪えている人々に、血の繋がりは重要ではないと啓蒙してもいいはずです。無垢の状態で生まれた子供を大切にできれば、社会保障や犯罪に関連する費用は減少し、社会そのものが正のスパイラルで回り続けるでしょう。

(1)里親という選択肢 愛情注ぎ傷癒やす

(2)広がらぬ里親 欧米と異なる「行き先」

(3)愛着という絆 「普通の子育て」がはぐくむ自尊感情

(4)タイガーマスクの向こう側 「愛して大切に育んで」

(5)あるべき社会的養護 「子の利益のために」

里親制度「もっと知りたい」「難しい面も」…読者の声

 
スポンサーサイト



2015-12-02 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

推薦図書

ブログ内検索

アルバム

にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 家族ブログ 家庭崩壊・機能不全家族へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 解離性障害(解離性同一性障害など)へ

人気ブログランキング