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なぜ虐待死は防げないのか〜MSN産経ニュースより

乳幼児に対する虐待やネグレクトがエスカレートして、子供を死に至らせてしまう事件が後を絶ちません。親などの養育者が問題を抱えているという事情は誰もが知る通りですが、一方で公的機関などの担当者にもいくつもの事情が存在します。MSN産経ニュースでは、そうした背景にも目を向けて丁寧に取材していました。

以下の記事では、「子ども家庭支援センター」が小学校へ対応を任せきりにしたとか、小学校の元校長が再雇用されて職員になっていたとか、行政の機能不全ぶりも明らかになっています。また、警察官がネグレクトしている両親に対応し、職員がゴミの山の中にいた女児を発見した状況など、通常では有り得ない環境に子供がおかれている事実に驚かされるばかりです。こうした対応で、子供を安全な環境に保護するという視点は正しいと思います。しかし、親が抱えている問題も含めて解決しなければ、最悪の事態を招くことになると、関係者は肝に銘じるべきでしょう。

後半では、大阪で起きた二児餓死事件について触れていますが、子供を置き去りにした母親は解離性障害の可能性が高く、もしかすると解離性同一性障害かもしれないと私は考えています。解離性障害の原因としては長期に渡る近親姦が考えられます。また、性暴力の被害者には性的逸脱行為というC-PTSDの反応が見られます。

この事件は、両親から愛情を得られず、夫からも見捨てられた女性が、二人の幼児を抱えて途方に暮れてしまった出来事です。親から不適切に扱われた子供は、誰にも助けを求めません。機会があれば、この件について触れようと思いますが、虐待やネグレクトを表面的に捉えるだけでは子供を救えないのです。

(1)そのとき学校は 海渡君事件で起きた「ボタンのかけ違い」

(2)そのとき児相は 20年間で虐待38倍、職員は2倍…「最後の砦」対応に限界

(3)そのとき病院は 判断、通告…2つの「ためらい」

(4)そのとき警察は 「家庭に入らず」は昔話 福祉と刑事“呉越同舟”

(5)そのとき地域は 通報への「迷い」を乗り越えて

「通報めぐり葛藤」「『児童相談署』へ格上げを」…読者の反響

「児相に任せず警察も介入を」 専門家、大阪2児遺棄受け

「父親に責任はないのか」「一刻も早く立ち入りを」 大阪2児遺棄に読者の声

福祉の「支援」に近づかない母親たち 大阪2児遺棄

風俗の仕事つらく気持ち分かるけど… 歌舞伎町託児所ルポ

子供の命救え 広がる「110番」 泣き声や異常の通報が急増

 
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2015-11-23 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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