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リベンジポルノの被害者と加害者

最近、ニュースなどで「リベンジポルノ」という言葉を目にする機会が増えてきました。男女交際などが破綻した場合に、過去に撮影したり渡したりしていた裸の写真を、ふられた側がインターネット上に公開する行為です。復讐や報復が目的であると捉えて「リベンジ」と名付けられたのでしょう。しかし、本当の目的は交際を復活させることにあるはずです。相手が脅しに弱いと気付いているから、泣き落としや自殺で訴えずに、「ばらすぞ!」「晒すぞ!」と迫ります。

「10代襲うリベンジポルノ ふられた腹いせ、ネット流出」(朝日新聞デジタル)
「女が男を脅す「リベンジポルノ」が増えている」(東スポWeb)

そもそも、こうした加害者の「よりを戻したい」「帰って来て欲しい」という感情は、「お前を支配したい」という欲望に基づきます。その背景には嗜癖対象を失いたくないという潜在意識があります。「リベンジポルノ」は、その怒りを幼稚な手法で発散してしまう、いわば「癇癪」にすぎません。ストーカーも同様ですが、加害者は健全なコミュニケーションを学べなかったのでしょう。機能不全家族で育ち、対人関係とは共依存関係だと幼少期から擦り込まれ、親から支配され続けている状況にあるはずです。

また、リベンジポルノは被害者の問題も浮き彫りにしています。会ったこともない人物や数回会っただけの人物を信用してしまうのは、過保護に育てられたからでしょう。社会には危険が存在します。自分の身は自分で守らなければなりません。こうした自然界の最低限の掟を親から教えてもらえなかったのです。「断ったら嫌われる」と感じてしまう理由も明白です。「いい子」でなければ捨てられるという不安感を親に植え付けられた証拠です。自分の意思表示を乳幼児期から尊重してもらえなかったから、支配者に従順な人間に育ってしまい、支配者を自ら求めるようになったのではないでしょうか。

つまり、リベンジポルノの加害者と被害者は元々共依存関係にあるので、裸の写真を二人の秘密として共有したがるのです。健全な恋愛関係では、様々な出来事を二人で経験しながら信頼を構築していきます。わざわざ裸の写真を要求しないし、撮影も提供もしません。機能不全家族や共依存について理解を深めて、トラブルを避けられるようになりましょう。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編
ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編
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2014-05-29 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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