fc2ブログ

東住吉放火殺人事件もう一つの落ち度

東住吉放火殺人事件で一昨日釈放された元内縁の夫は、なぜ強姦罪で起訴されなかったのでしょうか。親告罪であるならば、なぜ警察は母親に刑事告訴を勧めなかったのでしょうか。通常,家庭内の性的虐待は長期に及ぶのであり、加害行為は火災があった日だけではないと推定できます。放火殺人容疑とは全く別の容疑として正しく立件していれば、その点においては正義がなされたはずです。結局のところ、警察は思い込みで殺人事件の犯人を作り出した上に、亡くなった小学6年生の少女の被害を無視したのです。

刑法第177条には「暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期懲役に処する。13歳未満の女子を姦淫した者も、同様とする」とあります。一般に、親告罪で告訴できる期間は6か月間に制限されていますが、性犯罪には告訴期間に制限がありません。ただし、強姦罪にも公訴時効があり、その期間は10年間です。したがって、それ以降は事件を起訴できなくなってしまいます。

ただし、民事裁判で責任を問うという手法も有り得ます。少女の母親は刑務所の中からでも、2006年1月に元内縁の夫が認めた段階で損害賠償請求できたはずです。現時点では、民法第724条が規定する20年間が経過したと認定される可能性が高いですが、支援者はこうした面でも支援すべきでした。火災で死亡していないならば、この少女は成人後の現在も苦しみ続けているでしょう。放火ではなく、ただの火災であったとしても、少女は尊厳を取り戻せません。冤罪だと騒ぐだけではなく、亡くなった少女に思いを至らせる感性を持って欲しいと思います。

 
スポンサーサイト



2015-10-28 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 2 :
コメントの投稿
非公開コメント

Re: No title
紅玉さん、こんにちは。

私も本当にそう思います。裕福でもない親が小学生の子供二人に多額の保険金をかけていたとか、給油キャップが斜めになって完全にしまっていなかったとか、不可解な点があるのだから、警察は丁寧な捜査できちんと立件すべきでしたね。7リットルものガソリンを蒔いたなんていう無理のある調書を作ったから、有罪の根拠が怪しくなってしまいました。そもそも、物的証拠が明白な事件を先に立件すべきだったのに、少女の無念は計り知れません。
2015-10-29 10:58 : 清水賢一 URL : 編集
No title
親に見捨てられ、道具にされ、汚された挙句
焼き殺されるなんて・・・
あんまりです。
少女のご冥福を祈ります。
2015-10-28 18:10 : 紅玉 URL : 編集
« next  ホーム  prev »

プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

推薦図書

ブログ内検索

アルバム

にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 家族ブログ 家庭崩壊・機能不全家族へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 解離性障害(解離性同一性障害など)へ

人気ブログランキング