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「絶歌」元少年A 再犯の可能性

元少年Aの心理状況から判断すれば、彼が同じような事件を起こす可能性は低くありません。医療少年院の関係者は、努力を尽くして少年を育て直したと思います。退院後に職場や住居を提供した方々も、心を砕いて少年に向き合ったのだと思います。しかし、最も重要な両親は、彼の本心を理解しようとせず、乳幼児期の養育について反省できません。そのせいで、元少年Aは怒りを抱えたままになっています。

元少年Aの自己表現からは苦しさしか感じません。凶悪な殺人犯だから苦しくて当然かもしれませんが、それでは社会が危険に晒されてしまいます。果たして、彼の両親は彼に心の底から謝罪したのでしょうか。誰か、彼の苦しみを取り除いてください。彼に両親との対決を勧めてください。現在都内で頻発している小動物の虐殺が、元少年Aの仕業ではないと願いたいのですが、報道に挑戦しているかのような態様は過去の事件と重なります。その先には再犯の可能性もあるでしょう。

彼の苦しみは哀しみでもあり、心の奥深くに潜む怒りから湧いています。怒りを自分で認識して放出できれば、多少なりとも怒りは治まります。抑圧された感情は、その感情に問題があるのではなく、抑圧している状態に問題があるのです。だから、泣けばスッキリするし、怒鳴れば心が落ち着きます。喜怒哀楽を素直に表現できるかどうか、それがエンパワーメントの鍵のような気がします。自分の感情に気付いて、どんな感情であっても肯定的に受け止め、適切な方法で解放できれば、心的外傷が癒されるのだろうと私は考えています。

 
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2015-10-21 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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