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小学生の暴力の原因は親の支配や無関心

文部科学省の問題行動調査によれば、全国の小学校で起きた児童の暴力行為は4年連続で増えているそうです。中学校、高校はいずれも減少しており、同省は「早い段階から子供に寄り添った対応が重要だ」としています。こうした数値は暴力行為と捉えるかどうかという主観に左右されやすいので、実態とは必ずしも一致しないと私は考えています。しかし、現場の報道なども加味すると、ある程度信頼できる傾向なのだろうと思いました。

小学生の暴力が過去最多 14年度1.1万件、低学年で増加(日本経済新聞)

思春期に暴れる不良少年や不良少女は減少したけど、もっと早い段階で子供は暴れるようになったわけです。親が「いい子」を求めた結果です。原因は現在にあるのではなく、乳幼児期の養育にあります。乳幼児の癇癪や我がままに親が向き合って、何があろうとも子供を見捨てないと態度で示さなかったから、無意識として鬱積した感情が小学生になって噴出し、試し行為を繰り返しているのです。

「感情のコントロールがうまくできない児童が増え、ささいなことで暴力に至る」とは、パーソナリティ障害一歩手前です。こうした子供は、親の価値観を押し付けられ、親の望み通りに操作され、親の都合で構ってもらえなかったのだろうと容易に想像できます。つまり、親の支配と無関心を取り除けば、人格形成期にある子供は回復できるのです。にもかかわらず、社会の大半の大人は「親が遠慮してはいけない」とか「児童相談所や児童精神科医に相談を」などと間違った見方をしています。そんな対応を行なったら事態は悪化するだけなのに。

幼稚園や小学校で暴力を振るう子供は、サインを出し続けています。そのサインを親が無視したり子供に責任転嫁したりするならば、その子はそのまま不良少年や不良少女になるでしょう。あるいは、思春期に引きこもってしまうかもしれません。最悪の場合には、小動物を虐待した挙げ句に、凶悪犯罪を犯すことになります。

 
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2015-10-09 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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