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毒親、特に毒母は罪悪感で支配する

罪悪感とは、自分が悪い、自分に非がある罪があると考えて、自分は罰せられても仕方がないと感じている状況です。うっかり物を壊してしまったり、必要以上に誰かと衝突してしまったりすれば、誰でも反省して謝ろうとします。特に幼い頃は自分の正当性を主張せずに、素直に自分の感情と向き合います。いわゆる自省です。

その時に親が子供の過ちを受容して、その感情に共感していれば、子供は自分の非を認められる人間に成長します。また、受容と共感も身に付いて、他者を受容し、他者に共感できる人間に成長します。ところが、親が執拗に子供を責めたならば、子供は萎縮してしまい、親を怒らせないように努めます。何かが起きれば自分に非があると考えてしまい、悪いのは自分だと決め付けたり諦めたりしてしまいます。

毒親、特に毒母は常に「あなたが悪い」「あなたが間違っている」というメッセージを発信し続け、子供に罪悪感を抱かせるのです。泣き落としたり否定したりする態度と繋がっているのですが、責任転嫁によって植え付けた罪悪感を利用して、子供を自在にコントロールできるように支配します。そして、その支配は子供が成人しても続くのです。なぜなら、その子供は成人しても、毒母に植え付けられた罪悪感を手放せないからです。

それは、無意識に罪悪感を擦り込まれた状態で、人生の様々なシーンで自分を罰する悪影響を与え続けます。自傷行為はその典型です。嗜癖も実質的には自傷行為と変わりありません。罪悪感の反動では自分の非を認めない場面を作り出します。八つ当たりの原因にもなるでしょう。そうなれば対人関係は上手くいきません。

乳幼児期から擦り込まれた無意識はとても強固です。まず、その無意識を意識化しなければなりません。罪悪感を擦り込まれた仕組みを理解して、本当に自分が悪いのかどうか物事を見つめ直しましょう。そうすれば、必ずしも自分に非がないとわかるはずです。少しずつでも構わないので、擦り込まれた罪悪感を毒母に返すのです。

 
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2015-09-25 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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