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毒親、特に毒母は監視する

親が子供に目を配るのは当然です。物を掴めるようになったら、異物を口に入れないように制止します。よちよち歩きを始めたら、階段から落ちてしまわないように予防します。走れるようになったら、道路に飛び出さないように手を繋ぎます。幼稚園では友達ができたか、小学校ではいじめられていないか、中学校では勉強が遅れていないかと心配しながら、子供の成長を見守ります。そう、健全な親は子供を見守るのです。

見守るという行為は、必要以上に手を出さない、口を挟まない、干渉しない態度です。なぜなら、それが自律を促す、成長に欠かせない養育だから。自分で考えて、自分で決めて、自分で実行して、自分で責任をとる。そうした自分の人生を生きるための大原則は、見守りによって授けられます。ところが、この大原則を少しも理解していない親がいます。それが毒親で、特に毒母は子供を監視します。毎日の行動、着ている服、友人、恋人どころか、友人や恋人の行動まで監視します。

確かに、子供が小学校に入る頃までは、目を離せない面はあるでしょう。あるいは、育児放棄(ネグレクト)に比べれば、監視している方がマシかもしれません。しかし、毒母は子供を支配したいだけで、道具のように操って自己満足を得るのです。親が子供の成長に応じて自主性を尊重できないならば、間違いなく子供は抑圧感や嫌悪感を抱くでしょう。そして、その感情は心の傷となり、思春期頃には問題行動へと発展します。

しかも、毒母の監視は子供の頃だけではありません。毒母が生きている限り続きます。結婚した娘や息子の家に勝手に上がり込んで片付けようとしたり、娘や息子の子育てに文句を付けたり、介護される身になってさえあれこれと指図するでしょう。自分の人生を生きていない毒母は、子供を監視する態度が異常だとは絶対に気付きません。きっぱりと「やめてください」と言い続けないと、永遠にあなたの人生をむしばみます。

 
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2015-09-23 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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