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毒母と毒父

世論や識者とされる人々は、子育ての責任を母親に負わせがちですが、私は父親にも同等の責任があると考えています。哺乳類ではオスが子育てに関わるとは限らないようですが、社会を形成している動物ではオス親が家族を守ったり、生き方を教えているように思います。ヒトも社会を形成する動物ですので、子供が愛情を与えられたり、社会性を身に付けたりするためにオス親の役割は重要なはずです。

毒になる母親が虐待行為や過保護・過干渉を行なっていたとしても、父親が適切に関与すれば、子供の心の傷は防げるはずです。けれども、多くの機能不全家族の父親は、母親同様に虐待者であったり、あるいは傍観者であったりします。しかも、単純な傍観者ならば深い傷を負わせずに済みますが、毒父は本心を巧妙に隠しながら家族を支配しています。そのため、子供は愛憎を核とする複雑な心の傷を受けるのです。

裏で母親をコントロールする。子供の前では立派な人物を装う。気分次第で考えが変わる。本当は自分の都合や外面が第一。言葉ではなく態度で不快感を示す。自分の気持ちを察しない妻や子供に責任転嫁する。良否は自分の満足不満足で決める。よそ者を排除する。自分が絶対に正しい。これらは、毒父共通の思考パターンです。

つまり、毒父は「幼稚な俺様」であり「裸の王様」です。その毒父を献身的に支えているのが毒母です。毒父から暴力を受け、毒父の悪口を言っているとしても、共依存にある毒母は毒父がいなくなったら困るのです。あなたは父親を理想化していませんか。機能不全家族の問題は母親にあると考えていませんか。真実から目を逸らしてはいけません。機能不全家族の元凶は毒父だと気付きましょう。

 
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2014-05-26 : 機能不全家族 : コメント : 2 :
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Re: No title
ご来訪ありがとうございます。
そうですね、共依存なら母親も父親を操作するはずですね。
私は機能不全家族の内部に生まれ育ったわけではないので、観察が足りないかもしれません。
ご自身が育った環境の問題に気付いてよかったと思います。
25年かかったとしても、遅すぎるということはありません。
2014-12-23 15:20 : 清水賢一 URL : 編集
No title
まさに私の父親にあてはまる描写です。
あまりにぴったりなので驚きました。(一つだけ違うのは、母親が父親を気づかれないようコントロールしているということです)
ずっと「わがままなお父さんとかわいそうなお母さん」だと思っていて、共依存にあることに気付くのに25年かかりました。
両親の間にあるのは共依存であって愛ではないのだと思います。
二人とも愛しているのは自分だけで、依存欲求を満たしてくれるから愛しあっていると思い込んでいるだけ。
2014-12-22 23:29 : URL : 編集
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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