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近親姦被害には男児も含まれるか

このブログで性虐待について書かれている記事は主に女児を想定していますが、性虐待の被害者は女の子とは限りません。男の子が被害に遭う事例も少なくないというのが、被虐待者をサポートしている関係者の推定です。以下はイギリスの事例ですが、子供の頃に実父から近親姦被害を受けた男性が、実父を訴えて刑務所送りにしています。

実父による6年間の性的虐待に耐えた男性がついに告訴。苦悩の子供時代を語る。(Spotlight)

加害者の心理が私にはわからないのですが、様々な情報から察するに、性虐待の根本的な動機は性欲ではなく支配欲です。コミュニケーションとは支配と被支配の関係であると考えている大人や少年が加害者になります。また、人は第二次性徴期を迎えるまでは女性的な身体なので、男児への加害行為は必ずしも同性愛的なものとは言えないでしょう。加害者にとっては対象が女児である必要はないのです。

さて、欧米の調査では、性虐待の加害者は大半が男性だと示されています。おそらく、日本でも同様でしょう。また、性虐待の被害に遭ったという男児の事例も最近は目にします。しかし、男児の近親姦被害については、日本ではほとんど事例を目にしません。それは、日本では男児の近親姦被害が極めて稀だということでしょうか。それとも、欧米のような知見がない日本社会では、ほぼ全ての男性近親姦被害者が誰にも言えずに苦しんでいるということでしょうか。日本にも性虐待が存在する以上、私は後者だと捉えています。

 
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2015-09-02 : 情緒的虐待/身体的虐待/性的虐待 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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