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母娘の葛藤

最近、母親と娘の葛藤について注目が集まっています。その手の本も多く出版されているようです。アダルトチルドレンというほどではないにしても、40〜50歳代の娘が母親を介護する苦悩などを吐露したり、20〜30歳代の娘が母親の過保護・過干渉に気付いたりしています。「特報首都圏」というテレビ番組では「母娘クライシス」というタイトルで問題を取り上げ、週刊朝日では「娘の1割が母親に支配されていると感じている」という調査結果を紹介しました。

「特報首都圏/母娘クライシス あなたの愛が重い」(NHK)
「アンケート実施 娘の1割が「母親に支配されている」と実感」(朝日新聞出版)

父と息子という関係ではあまり問題が表面化しませんが、それは母親の方が過干渉しやすく、同性の方が過干渉されやすいということでしょう。過干渉な母親の多くは専業主婦であったり、社会的に認められる居場所がなかったりします。娘には結婚や出産といった母親が口を出しやすい機会もあります。また、息子は父親と疎遠になったりして防衛しやすいけれども、娘は子育ての協力を母親に求めざるを得なかったりして距離をとれません。

真由美の母親は、自分の長男に取り憑き、長女に取り憑き、甥に取り憑き、孫に取り憑いています。誰かに干渉せずにはいられません。それは、自分の人生を引き受けるのは自分しかいないという最低限の責任を理解できないからです。しかし、機能不全家族が抱える問題の本質を見落としてはいけません。元凶は父親が役割を果たしていない点にあります。同居に限らず死亡や離婚も含めて、父親が家族に向き合っていないから、自律していない母親は嗜癖対象を必要とするのです。

   
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2014-05-25 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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