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毒親、特に毒父は感謝できない

人は一人では生きていけません。それは、家族が必要だとか、友達が必要だというような漠然とした概念ではなく、生命を維持する生活が成り立たないという具体的な事実です。この世に生を受けても養育者がいなければ、嬰児はすぐに死んでしまいます。乳幼児期から少年期を過ぎても、社会が存在しなければ生きていけません。大人になったとしても、誰もいない土地で一人で生きるのは相当困難です。つまり、人は生きるために社会を形成する生物なのです。

社会は様々な恵みをもたらしてくれます。人類には、自然界の恵みだけで生活していた時代もありますが、その場合でも道具が必要であり、全ての道具を自分一人で作ったわけではありません。そして、高度に発達した現代社会は、生活の全てが誰かの営みによって成り立っています。単なる経済性だけではなく、見ず知らずの人の働きによって自分が生かされているという自覚、つまり感謝の念が大切になります。

ところが、他者との関係を勝ち負けで判断したがる人々も少なくありません。それは、自分が他者よりも優位にいれば安心できるからです。自分の存在そのものを肯定してもらえず、親から勝つように求められたために、親への承認欲求が満たされるからです。そういう考えを持つ父親は自惚れてしまい、社会に感謝できないでしょう。子供を勝ち負けで評価するようになり、自分の価値観を強要する毒父になりやすいと思います。

 
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2015-08-24 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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