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毒親、特に毒父は本心を明かさない

大抵の親は、嘘をついてはいけない、正直に話しなさいと子供に教えます。それは、嘘だらけになってしまったらコミュニケーションが成立しないからです。でも、人は時には嘘をつくし、嘘を教えなくても子供は嘘をつくようになります。それに、常に正直だと返って摩擦が生じてしまい、対人関係は悪化するかもしれません。だから、多少の嘘を交えながら大半は正直に生きるというのが、大方の人生ではないでしょうか。

ところが、困ったことに、自分の本心を明かさずに生きる人間もいます。多少は正直なのでしょうが、あるいは出来事について嘘をつくわけではないのでしょうが、思考や感情を隠そうとします。それが毒父です。そうした人物と仕事で関わったとしても、それほど被害を受けることはないでしょう。けれども、家庭内で本心を隠されると家族が成立しなくなります。それは、思考や感情を共有して分かち合うのが家族なのに、お互いに猜疑心を持たざるを得ず、機能不全に陥ってしまうからです。

では、毒父が自分の本心を明かさない理由は何でしょうか。自分が立派な人物だと思われたいから。家父長制の中で威張りたいから。人の感情を恐れているから。そして、信頼関係の心地良さを知らないからです。つまり、不適切な養育を受けた結果であり、自分の親から自分を守るために身に付けた術だと言えます。毒父は無意識に防衛しているのであり、自分の感情を隠しているという自覚はありません。そのため、自分の気持ちは家族が察するべきだと考えて、傍若無人に振る舞うのです。

 
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2015-08-12 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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