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神戸連続児童殺傷事件の決定公表が持つ意味

今回の決定全文を私は当ブログに転載しようかと考えました。公務員である判事が記述した文章ですので、文芸春秋や編集者に著作権があるわけではありません。本来の所有権は国家、国民にあるはずです。しかし、少年法に違反している可能性があり、混乱を招きかねないのでやめておきます。

この公表で気付いたのですが、国家は少年による凶悪犯罪の膨大な資料を持っているにもかかわらず、そのほとんどを闇に葬っています。有意義な情報として利用すれば、犯罪の減少に役立つはずです。個人情報は秘匿されるべきですが、個々の生育歴からは共通点を見出せるのであり、その共有によって被虐待児を救えるはずです。

神戸連続児童殺傷事件について、私は取材していた記者の出版物を読んだり、加害少年の母親の手記を読んだりしましたが、加害少年や家族の実像は少しも見えてきませんでした。今回の決定文で、ある程度の生育歴は把握できましたが、逮捕されてから3ヵ月半程度で出された内容です。これほど短期間では、鑑定にあたった二人の精神科医にも判事にも少年が心を開いているとは思えません。それでも、「ああ、やっぱりね」といった印象を得ることができました。医療少年院には少年に関するもっと詳細な記録があるのでしょうから、心的外傷を回復する過程を含めて真実を公表すべきです。

IMG_0378.jpg 文芸春秋(2015年4月10日発売号)
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2015-04-24 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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