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オウム真理教と嘘

松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚は、ただのヨガ道場にすぎなかった「オウムの会」の頃には、若者に適当にヨガをさせていれば十分に認めてもらえたでしょう。父親代わり、母親代わりを求める若者に対して、理解ある両親を演じていれば済んだのですから。ところが、宗教団体「オウム神仙の会」と改称して信者が増えると、教祖として尊敬される能力が必要になります。そのため、麻原は自分がヒマラヤの修行で最終解脱したと言い出しました。そして、一度ついた嘘によって、次から次へと嘘で取り繕わなければならなくなりました。まるで子供です。

さて、誰もが疑問に思うはずですが、信者は麻原の風呂の残り湯を本当に有り難がっていたのでしょうか。ただの逆さ吊りが修行になると本気で考えていたのでしょうか。麻原との性行為が宗教上の通過儀礼だと信じて疑わなかったのでしょうか。そんなはずはありません。大半の信者は疑問を持っていたはずです。しかし、支配者に服従するように育てられた彼ら彼女らは、子供の頃からやっていたように疑問を抑圧したのです。ようやく手に入れた自分の居場所を失うわけにはいきません。こうしたオウム真理教の嘘に満ちている関係も機能不全家族と一致します。

現在の麻原は、拘禁反応によって物事を理解できなくなっていると報道されています。被告席で意味もなく英語を呟き、拘置所で大小便を洩らし、面会では娘の眼前で自慰行為をしたそうです。精神が崩壊した人がそんな行動をするのでしょうか。私は、そのような事例を知りません。精神が崩壊していない、精神障害を知らない人が空想する精神障害者の姿ではありませんか。線維束性収縮(線維束性攣縮)が観察されたとしても、私も瞼や頬がピクピクすることはあるし、向精神薬を飲んだ副作用や精神障害以外の病気かも知れません。

そもそも麻原は、拷問を受けたわけでもなく、輪姦されたわけでもなく、戦場のような極限状況にいたわけでもありません。生育歴の心的外傷ならば、思春期以降に問題行動として現れますが、決して意思疎通は不能になりません。囚われの身となって、ただ質問が続いただけで、極度に精神に異常を来した事例があるのでしょうか。これほど虚栄心に満ちた男が、正体を暴かれる事態を回避できる方法は沈黙だけです。詐病という嘘しか手段は残されていません。

 
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2015-04-15 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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