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機能不全家族の閉鎖性

機能不全家族には「外面の良さ」という特長があります。周囲から「あの親は酒浸りで家族に暴力を奮ってばかり」だと見られている家庭もありますが、自分の醜態を晒しているという意味においては、悪質性が低いと私は考えています。もちろん、不適切な養育であれば機能不全家族には違いないのですが、周囲に立派な親だと思い込ませている毒親ほど悪質な存在はありません。

子供を支配する親は自尊心が低いので、周囲の評価をとても気にしています。常に「いい人」だと思われたくて仕方がありません。そうやって外面を良くした結果、親が社会から褒め讃えられているので、子供は心の中でさえ親を批判できなくなってしまいます。しかも、被害を受けている子供の実態は隠されてしまい、その子の思いを周囲の大人が認識できなくなります。

こうした毒親は、自分が不適切な親だとは微塵も考えていません。すべての価値基準が自己中心的に身に付いているので、自分の言動は常に正しいと信じています。けれども、自尊心の低さから毒親は周囲の批判に非常に弱いという一面も持ち合わせています。そのため、ただでさえ家庭の内情は見えにくいのに、独裁国家を守ろうとして強固な幕で家庭を覆うのです。

あなたの生きづらさは、自分の被害を周囲が気付いてくれなかったという苛立ちを含んでいるかもしれません。もし、自分が不適切な養育を受けたと認識できたならば、機能不全家族の実態を友人などに話してみてはいかがでしょうか。機能不全家族の閉鎖性を打破するのも、生きづらさを解消する一つの方法です。

   
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2014-05-19 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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