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オウム真理教と権力

松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚は、オウム真理教で絶対的な権力者として君臨していましたが、常にその権力を行使せずにはいられませんでした。なぜなら、自尊心が低く、承認欲求や自己顕示欲が強いからです。本来、宗教とは内省的な存在で、自分と向き合う行為だと私は理解していますが、オウム真理教の教祖は正反対でした。

麻原は、自分の存在価値を認めさせるために、修行と称する様々な根性試しで信者を競わせました。タバコの火を押し付ける「根性焼き」などの弱い者いじめと同じです。自分の風呂の残り湯をとんでもない高額で売りつけたり、電極付きのヘッドギアで麻原の脳波と同調できるなどと言いくるめるのも同様です。ダライ・ラマ14世と撮った写真をひけらかすなんて、国会議員と写真を撮りたがる詐欺師そのものです。

そして、麻原は自分を大きく見せるために敵対勢力を作りました。最初は弁護士です。次に裁判官。そして警察、官僚とエスカレートします。国政選挙で大敗したのも想定通りで、国家を敵視するための幼稚な口実でした。敵という外側の権力を大きくするほど、自分も大きい存在として信者に見てもらえるわけです。親から受容や共感を得られず、信頼に基づく対人関係を身に付けられなかったせいで、麻原は権力や権威というわかりやすい尺度に固執しました。これは宗教でしょうか。ただの「かまってちゃん」です。

 
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2015-04-10 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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