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オウム真理教・麻原彰晃の生育歴

こう言ってしまうと身も蓋もないのですが、オウム真理教の教祖と信者が起こした一連の事件は、松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚が親に対して行なった復讐にすぎません。彼は右目が見えました。それは、逮捕されるまでの映像を見ていてもはっきりしています。普通学級に入学できたにもかかわらず、彼の両親は息子を寄宿舎付きの盲学校に入学させたのです。ウィキペディアなどに載っている生育歴全体は信憑性に疑いが残りますが、この事実だけを捉えても彼が親の愛情を得られなかったことは明白です。つまり、麻原は親に捨てられた被虐待児だったのです。

それは、同級生に対する支配欲の強さや教師に対する外面の良さにも見て取れます。愛情飢餓の現れです。親に捨てられた子供であっても、児童養護施設の職員や里親から愛情を得ていれば、健全な成長を遂げられます。しかし、盲学校の寄宿舎は、通学の困難性を理由として存在し、目が見えないことに対する能力面での指導が目的となります。ほとんどの生徒は親から十分に愛されているはずで、心理面での養育は重視されていないでしょう。

そういう意味では、彼は社会の落とし穴に嵌ったと言えるのかもしれません。捨てられた自分が何者であるのか確かめたいという根本的な欲求もあったはずです。こうした生育歴によって、麻原は信者に家族を捨てさせ、自分の妻子を条件付きの愛情と暴力で支配しました。そして、自分を大きく見せようとしているうちに幼稚な全能感を持つようになり、学歴コンプレックスを覆うために高学歴の信者を操ったのです。私は、麻原の犯罪を擁護するつもりは微塵もありませんが、こうした犯罪に繋がる仕組みとして社会は虐待を理解すべきであると考えています。

 
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2015-03-23 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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