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川崎中1生徒殺害事件の幼稚さ

川崎中1生徒殺害事件の続報です。最終的に殺人事件にまで至った経緯について、ある程度わかる記事が3回のシリーズで掲載されていました。主犯格の18歳の少年は危ない存在だと誰の目にも明らかだったはずですが、誰も彼には手を差し伸べようとはしなかったようです。気付かない振りをしていた周囲の大人も中学生の殺害に加担していたと言えないでしょうか。

【中1殺害 今、少年たちに何が(上)】
悲痛「お願いだから、リーダーにやられたって言わないで」 暴力で18歳に支配され…
(産経ニュース)

【中1殺害 今、少年たちに何が(中)】
出会いはゲーセン、深夜に呼び出し「おもちゃにされていた」
(産経ニュース)

【中1殺害 今、少年たちに何が(下)】
「LINE返事遅い」と殴り続け 大人に見えぬSNS交友、把握困難
(産経ニュース)

報道機関は今回の事件の悪質さに関心が向いているようですが、私は18歳の少年の幼稚さの方が違和感を感じます。多くの年少の不良を従えて、肩で風切って歩いていたとは、18歳にしては幼過ぎです。いくら不良でも、5歳も年下の子供とはつるまないでしょう。普通は同年代の知人などに見られたら恥ずかしいはずです。人生がまるで輝いていません。

でも、この幼稚さは広く現代社会に見られるもので、引きこもっている中年やアニメに夢中になっている中年と本質的には同じです。あるいは、弱い者いじめで鬱憤を晴らしている輩とも同じです。自分で成長しようという意志を幼い頃に両親に摘み取られてしまったために、素晴らしい人生に発展させようという意欲を失い、諦めているのです。

主犯格の少年の父親がインタビューに答えている様子が少しだけ放送されましたが、自分の人生の重大事として受け止めているようには私には見えませんでした。自分の子供が生まれてもそんな感じだったのでしょうか。少年は、乳幼児期にわがままに応えてもらえず、何一つ心のキャッチボールができなかったのでしょう。その一方で、親から理不尽な命令ばかりされていた状況が、中学生への無理難題の要求や暴力ではっきりと表現されています。子は親の鏡です。この親にしてこの子ありとしか言いようがありません。

 
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2015-03-01 : 機能不全社会 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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