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支配欲と愛情飢餓

毒親の強烈な支配欲はどこから湧き出すのでしょう。私自身の体験もそうですが、アダルトチルドレン(AC)がブログなどで具体的に記述している内容は、一般社会からすると異常としか言いようがありません。幼い子供に頻繁に暴力を振るったり、罵詈雑言を浴びせたり、最も酷い場合には性的虐待を行なったりする。反論を一切許さず、完全な服従を強いる。家庭内では暴君そのものでありながら、一歩でも外に出れば理想的な親を自ら演じ、子供にも演じさせる。毒親は、どこの家庭でも同等の行為が行なわれていると考えているのでしょうか。

普通の親でも、子供の進学や恋愛などに何らかの意向を持っているとは思います。しかし、健全な親ならば、自分の我を通そうとは考えませんし、子供に理不尽な命令を下すこともありません。最後は自分で決めるように、子供にボールを投げるのが親の役割だと自覚しています。

一方で、毒親に育てられた子供達は、大人になってから自分の人生を取り戻そうと必死になっています。確かに、虐待が連鎖してしまう場合はあるでしょう。それでも、大半のACは自分が受けた傷やその理由に気付いて、回復を試みていると思います。だとすれば、人の歴史において毒親が再生産される比率は低くなって、自然淘汰されるはずです。にもかかわらず、毒親が社会に溢れていると近年明らかになってきました。

毒親も被虐待児であったという説明は簡単です。しかし、支配の連鎖はあるにしても、子供を奴隷以下に扱う感情の源泉がどこにあるのか、正直言って私にはわかりません。競争社会、核家族化、高学歴化、消費社会、技術革新といった様々なストレスが加わって、毒が濃くなっているのでしょうか。戦争が途絶えて、共依存で結ばれる夫婦が増えているのでしょうか。それとも、強烈な支配欲は、ただただ強烈な愛情飢餓を原因とする、責任転化された報復に過ぎないのでしょうか。

 
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2015-02-18 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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