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過保護過干渉とネグレクト

過保護過干渉とは、必要以上に子供にまとわりつく状態です。ネグレクトとは、必要とされている養育が放棄されている状態です。一見、相反する養育者の態度に見えますが、実は同じ養育者が子供に対して行なっている場合が多いのではないでしょうか。

過保護とは、子供の自立心を養うべき時に、養育者が自己満足を得るために子供を保護する行為です。過干渉とは、子供の自主性を尊重すべき時に、養育者が支配欲を満たそうとして操作する行為です。そして、ネグレクト(養育放棄)とは、一日とか一ヶ月といった期間ではなく、子供が求めているタイミングで食物や睡眠、着替えなどを養育者が与えない行為です。

つまり、自己満足や支配欲が根底にある親は、衣食住といった必要不可欠な世話においても、自分の利益を優先するはずです。自分の都合で溺愛し、操作し、食事を取り上げるのです。本来、子供の養育とは無条件の愛情の上に成り立つものですが、こうした親は養育とはどういう行為か理解できず、コミュニケーションとはどういうやりとりか知りません。だから、養育を放棄する親が過保護過干渉だとは限りませんが、過保護過干渉である親は養育を放棄する親でもあるのです。

特に、過保護過干渉であろうとネグレクトであろうと、最も問題となるのは精神的な影響です。子供は、自分が大切にされていなければ敏感に感じ取ります。両親は自分のことを見守っているか、尊重しているか、愛しているかと常に気にしています。親に対するそうした思慕が裏切られるから、子供は心に傷を負うのです。

 
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2015-02-13 : 機能不全家族 : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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