fc2ブログ

PTSDの基本

私が経験した交通事故の実例でPTSDについて説明しましたが、PTSDという状況下では自分で自分の行動を制御できません。生存本能に組み込まれた学習なので、衝撃的な出来事に遭遇すれば誰でも成り得ます。この制御不能という感覚は自分で経験しないとわからないでしょう。私は、急ブレーキや急ハンドルが危険なことは重々承知しているのに、左に物体が現れれば自動的に回避行動をとってしまいます。右側に自転車や人が現れても反応しないのですから不思議です。

パニック障害という診断名がありますが、これもPTSDの一種として捉えた方が理解しやすいでしょう。というよりも、精神疾患とされている多くの症状は、PTSD理論によって説明がつくのではないでしょうか。強迫性障害、嗜癖、抑うつなどもそうした状況をもたらす何らかの体験が過去にあり、その体験に心身が対抗しようとしている状態だと考えれば、原因や対処方法などを見つけやすいと思います。

私の場合は軽度の反応であり、日常生活で避けようがないきっかけなので、回復を時間の経過に任せてきました。けれども、状況によっては反応する対象を避けたり、取り除いたりすることも可能でしょう。ただ、PTSDの原因によってはあまりにも多くの物事に反応してしまい、希死念慮を始めとした否定的な感情から逃れられない事態に陥ります。そういう時は、信頼できる支援者などに遠慮なく助けを求めましょう。支援者が一緒にいれば、最低限の安全を確保できるはずです。

 
スポンサーサイト



2014-12-17 : 解離性同一性障害/解離性同一症/多重人格(DID) : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

推薦図書

ブログ内検索

アルバム

にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 家族ブログ 家庭崩壊・機能不全家族へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アダルトチルドレンへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 解離性障害(解離性同一性障害など)へ

人気ブログランキング