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高機能型のボーダーとは

ボーダーは、周囲の様々な人を振り回したり、迷惑をかけたりするので、同僚などから要注意人物として見られています。一方で、誰からも素敵な人物だと思われて、心にトラブルを抱えているようには全く見えないボーダーもいます。後者のボーダーは「高機能型」と呼ばれ、交際相手など特定のターゲットに対してのみ、激しい感情をぶつけたり暴力を振るったりします。

高機能型のボーダーは両親に対しても怒鳴り散らしたり暴れたりすることはなく、彼らの前では「いい子」として我慢し続けています。そのため、その我慢はストレスとなって溜まり、激しい感情や暴力としてターゲットに放出されるのです。しかも、自分が怒る理由を見つけるためにターゲットにいちゃもんを付け、二人の間にトラブルが生じるように無意識に仕向けます。

こうした行為を定期的に繰り返されるので、ノンボーダーは精神的に参ってしまいます。自分の言動が原因ならば何らかの対応ができますが、ほとんどの原因は毒親にあります。けれども、たいていのノンボーダーは初めて経験する意味不明な毎日で、ボーダーの存在自体知りません。ごく普通に交際を始めたはずなのに、徐々に機能不全家族に端を発する様々な問題と直面せざるを得なくなるのです。

そもそもボーダーは、自分がボーダーであるという自覚はなく、故意や悪意が伴っているわけでもありません。高機能型の場合は優れた能力の持ち主だったりする上に、本人としては当たり前に振る舞っています。なぜなら、それが毒親に擦り込まれた生き方だからです。しかし、それは自分の問題に蓋をしていただけに過ぎません。そこにノンボーダーが現れて、ボーダーは無意識に育ち直ろうとするのです。試し行為も感情爆発も乳幼児なら当たり前だと思いませんか。ノンボーダーはボーダーに生き方そのものを試されています。

 
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2014-11-23 : 境界性パーソナリティ障害/境界性人格障害(BPD) : コメント : 3 :
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No title
非公開コメントありがとうございます。お名前も出せませんが、ひ○○さんへの返信です。

文章を拝見する限り、パーソナリティ障害と言えるレベルかもしれません。ただ、それが境界性かどうかは、頂いた情報では何ともいえません。まあ、パーソナリティ障害の分類は医療が勝手に付けているタグに過ぎませんので、生育歴によって心的外傷を受けていると考えた方が良いと思います。

彼が乳幼児であれば、際限のない試し行為は当然ですよね。乳児はお腹が空けば泣き喚き、眠くなっても泣き喚きます。自由に歩けるようになると、着替えさせようとする時などにわざと逃げ回ったりします。そうやって、無条件の愛情を確認できると3〜4歳位で自律するようになるのです。彼が愛情の試し行為をする理由は、乳幼児期に愛情への欲求を抑えられたせいでしょう。その抑うつから彼を解放できれば、多くの問題はなくなるはずです。

だから、貴方が親の役割も果たしながら、ぶれずに愛情を与えられれば、振り回しは3年程度で終わる可能性もあります。成人なら2年程度かな。貴方が変わってはいけませんよ、努力が水の泡になります。ただし、貴方の年齢や人生設計によっては、彼の家族なども考慮しないといけません。また、彼がはっきりしないのは次のターゲットを確定していないからです。親が存命ならば、貴方に彼を奪われると感じて、共依存の世界に連れ戻そうとする可能性もあります。諸々の課題を考えつつ、彼の本質を見る姿勢が大切ではないでしょうか。

色々と苦悩されているようですが、宜しければ拙著をお読みください。同じような状況にいる人が遠回りをしないようにと願って、私が辿った道を公開しています。編集者には感情を出し過ぎだと意見されましたが、当事者の記録として敢えて自分の感情を顕した記述としています。最終的に答えを見つけるのは貴方ですが、答えを出しやすくなるかもしれません。
2020-07-17 13:21 : 清水賢一 URL : 編集
Re: つらいですよね
リンク先にはBPDについて一通りの説明がありますね。
でも、これでは当事者の育ち直りには繋がらないでしょう。
(リンク先のページから、いわゆる情報商材にリンクしていますが、
 アクセスする場合は各自自己責任でお願いします)
2014-11-28 15:19 : 清水賢一 URL : 編集
つらいですよね
私も悩んでます。自分ではよくわからないのにいつの間にか大変なことに...
このサイトでちょとずつですが勉強して、治したいと思ってます。はやく治したいです。

http://境界性パーソナリティー障害.xyz/
2014-11-28 08:56 : 通りすがりのボーダー URL : 編集
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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