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ボーダーの激しい怒りとは

ボーダーの怒りは底上げされています。だから、些細なことでキレたり、常に苛ついていたりするのです。自分の気持ちを理解されずに過ごした幼少期から鬱積した怒りなのでしょう。本当は親に向けるべき怒りでありながら、親に向けられずに行き場を失っています。操作されて嫌だったのに、その操作に応じてしまった自分に対する怒りも含んでいるかもしれません。

けれども、その程度の怒りはアダルトチルドレンでも同様に抱えているはずです。ボーダーが抱えている怒りは、殺意に通じるほどの強く激しい怒りです。その殺意も特定の対象に向けられたものではなく、「相手は誰でもいい」という自暴自棄のような感情が伴っています。その殺意は、その憎悪はどこから来るのでしょうか。

境界性パーソナリティ障害という診断を受けている人の多くが、幼少期に近親者から性虐待の被害に遭っています。ブログや出版物から得られる印象では、大半と言っても良いかもしれません。一方で、幼少期に性虐待を受けていた人の30%程度は、その記憶自体を保持していないという調査結果もあります。さらには、幼少期に性虐待を受けていた人は殺人の衝動を抱えていると明かしています。

つまり、ボーダー自身には理由が分からない強烈な怒りの背景には、幼少期の性虐待が隠されていると考えるしかないのです。過去に行なわれた家庭内の性虐待、強姦を客観的に立証できるわけもありません。専門家と称する人達は明確な根拠が伴わなければ発言しにくいのでしょうが、100年前にフロイトは発表しています。ボーダーの激しい怒りは性虐待の痕跡だと捉えて対処すべきです。

 
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2014-11-21 : 境界性パーソナリティ障害/境界性人格障害(BPD) : コメント : 0 :
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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