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ボーダーが使う脅しとは

ボーダーはコミュニケーションに問題を抱えているので、対人関係を上手く築けません。些細なことでノンボーダーにいちゃもんを付け、様々な試し行為を仕掛けます。ノンボーダーが自分を愛してくれるのかどうか、品定めを行なっています。その典型的な手法が脅しです。恋愛関係にある相手に対して、「他の男(女)に会いに行く」と言ったり「今から死ぬ」とメールを送ったりします。要するに、相手を操作したくて仕方がないのです。

こうした脅しの原因も親の養育態度にあります。機能不全家族に生まれて以来、ボーダーは条件付きの愛情で脅されたために、コミュニケーションとは相手を操作して、自分に有利な状況を作ることだと擦り込まれてしまいました。親から示されるべき健全な対人関係のモデルを得られませんでした。そのため、お互いに正直な気持ちを伝え、お互いに思いやることで信頼関係が作られるという価値観を学べなかったのです。

けれども、品定めは必ずしも悪いことではありません。親に恵まれなかったボーダーが、本能的に無条件の愛情を探しているのです。試し行為も同様で、乳幼児ならば必ず養育者に行なっています。「これでもお前は私を愛せるのか」「見捨てずに育ててくれるのか」と、常にだだを捏ねたり癇癪を起こしたりしています。つまり、ボーダーは乳幼児期に果たせなかった思いを再演によって取り戻そうとしているわけです。ボーダーの脅しにノンボーダーは疲弊するはずですが、脅しの裏にある真意に目を向けて受け入れましょう。

 
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2014-11-17 : 境界性パーソナリティ障害/境界性人格障害(BPD) : コメント : 2 :
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Re: No title
毒親のようなどうでもいい相手ならば、もっともらしい嘘でも構わないと思いますが、
誰にでもそういう態度を取っていると信頼できる相手は作れないでしょう。
信頼関係って心地良いんですよ。
2014-12-23 15:34 : 清水賢一 URL : 編集
No title
「コミュニケーションとは相手を操作して、自分に有利な状況を作ることだと擦り込まれてしまいました」
まさにこんな状況でした。
父親がお山の大将で女の言うことなんて聞かないから、母親がこっそり操作する。嘘やはぐらかしが日常茶飯事です。
そういうのがコミュニケーションだと思っていたので、友達から「どうしてあなたはそんなに操作的なのか」と言われても何が悪いのかわかりませんでした。
もっともらしい嘘をついて安心させてあげたほうが相手のためにもなるのでは?
本当のことを言ってもどうせ誰も聞いてはくれません。
2014-12-23 01:28 : あみ URL : 編集
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プロフィール

清水賢一

Author:清水賢一
境界性パーソナリティ障害・解離性同一性障害であるパートナーとの約7年間の生活を「ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録」として出版しました。私が彼女の心のトラブルに気付き、その原因が次第に明らかになり、 彼女が事態を受け入れていく実話です。様々な出来事がありましたが、現在では安定した状況となり、毎日問題なく過ごせています。私の経験を元に、機能不全家族の連鎖を絶って被害者が回復できるように提言します。

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編

ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編

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